葬儀費用の前に必要な準備とは?セカンドライフのお金計画

こんにちは!
マネリブ おひとり様応援隊員 竹内です。
ようやく朝晩に
秋の気配を感じられるようになりましたね。
真夏の間は、夜中にエアコンが切れるたび
目が覚めて扇風機を回す…
そんな寝不足の日々でしたが、
このところはぐっすり眠れるようになり、
「熟睡できるって本当に幸せなことだな」と
しみじみ感じています。
さて今日は少しシビアな
「家族に遺すお金の準備」についてのお話です。
ご相談に来られる方からよく聞くのが、
「お葬式代くらいあれば十分じゃないですか?」
という声。
でも実際には、
亡くなる“前”にかかる費用が意外と大きいのです。
最期の時にかかるお金
厚生労働省の統計によると、
65歳以上の死因の多くは病気。
60代で平均18.8日、
70代では20.5日の
入院日数というデータもあります(生命保険文化センター調べ)。
公的医療保険や高額療養費制度で医療費は軽減されるものの、
- 個室を希望した際の差額ベッド代
- 通院やお見舞いにかかる交通費
- 食事代や保険適用外の治療費
これらは制度の対象外です。
入院が長引いたり、
自由診療を選んだりすれば、
家計への負担は一気に膨らみます。
「ピンピンコロリが理想」と思っても、
実際には数週間〜数ヶ月、
病院で過ごすケースが多いのが現実です。
準備しておくと安心なこと
葬儀費用に加え、
最後の医療費も見越して備えておくと、
残された家族の心配を大きく減らせます。
- 医療保険や終身保険の内容を見直す
- 高額療養費制度の仕組みを確認しておく
- 預貯金の一部を「医療費用」として区分しておく
- 希望する治療や施設について家族と話しておく
- 専門家に相談する
こうした一歩を早めに取ることで、
自分自身のセカンドライフも、
家族の安心も、ぐっと守られるはずです。
まとめ
人生の終わり方は
自分でコントロールできないからこそ、
「もしもの時」の準備が大切です。
少し先を見据えた備えが、
これからの毎日をより自由に、
安心して過ごすための支えになると思います。


