60歳から始める賢いお金の増やし方:今すぐできる5つのステップ

こんにちは!マネリブ おひとり様応援隊員 竹内です。

「60歳からでも資産形成を始めるのは遅すぎるのでは?」と心配されている方も多いのではないでしょうか。
しかし、資産形成に「遅すぎる」はありません!

正しい知識と計画を持てば、
リタイアメント後も安定した生活を送るための基盤を作ることができます。

前回のブログではセカンドライフ(またはサードライフ)に向けて
お金の確保に関するポイントをお伝えしました。

今回は60歳からでも始められる資産形成についてポイントをお伝えしたいと思います。

シニア世代にとって、資産形成は新たなチャレンジかもしれません。
しかし、正しい知識と計画を持つことで、
安定したリタイアメント生活を送るための確実なステップを踏むことができます。

1. 資産形成の重要性

リタイアメント後の生活を豊かに過ごすためには、計画的な資産形成が不可欠です。
老後の収入源として年金だけに頼るのではなく、資産運用を通じて追加の収入源を確保することが重要です。

ステップ:

  • 目標設定:リタイアメント後の生活に必要な資金を具体的に計算し、目標を設定します。
  • リスク管理:リスクを最小限に抑えながら資産を増やす方法を検討します。

2. 現在の収入と支出の見直し

資産形成の第一歩は、現在の収入と支出のバランスを見直すことです。
無駄な支出を削減し、貯蓄に回せる金額を増やすことがポイントです。

ステップ:

  • 家計簿の作成:毎月の収入と支出を詳細に記録します。
  • 節約ポイントを見つける:固定費や変動費を見直し、削減できる部分を特定します。

3. 安全な貯蓄と投資の始め方

リスクを抑えながら資産を増やすために、低リスクの金融商品を活用することが大切です。
定期預金や国債、低リスクの投資信託などが適しています。

ステップ:

  • 定期預金国債に投資する:安全で確実な利回りを狙います。
  • 低リスク投資信託の活用:分散投資によってリスクを分散します。

4.公的年金とその他の年金制度の活用

公的年金の受給額を確認し、それを基に生活設計を行います。
また、企業年金や個人年金などの追加の年金制度も活用することで、安定した収入源を確保します。

ステップ:

  • 年金定期便を確認:受給できる年金額を確認します。
  • 追加の年金制度を検討:企業年金や個人年金を活用し、収入源を増やします。

5. 定期的な見直しと柔軟な対応

市場の変動やライフスタイルの変化に応じて、資産形成の計画を定期的に見直します。
必要に応じてポートフォリオを調整し、リスク管理を行います。

ステップ:

  • 半年ごとの見直し:資産の状況を定期的に見直します。
  • ポートフォリオの再調整:市場の変動に応じて投資戦略を修正します。

また、資産形成の1つでもある投資信託を始めるにあたっては、いくつか避けるべきポイントがあります。
特にシニア世代の方々にとっては、リスクを最小限に抑えつつ、安定したリターンを得るために注意が必要です。

シニア世代が投資信託を始める際に避けるべき行動について解説します。

1. 短期的な利益を追求しすぎること

投資信託は、長期的な視点で資産を増やすための手段です。
短期的な市場の変動に左右されて頻繁に売買を繰り返すと、手数料がかさみ、思うように利益が得られないことがあります。

2. 一つのファンドに全額を投資すること

分散投資はリスク管理の基本です。
全額を一つのファンドに投資するのではなく、
複数のファンドに分散して投資することでリスクを分散させましょう。

3. リスクを十分に理解せずに投資すること

投資信託にはそれぞれ異なるリスクがあります。
購入する前に、そのファンドのリスクを十分に理解し、自分のリスク許容度に合った商品を選びましょう。

4. 高い手数料を支払うこと

投資信託には購入手数料や運用管理費用(信託報酬)などの手数料がかかります。
これらの手数料が高いと、リターンが減少してしまいますので、
コストパフォーマンスの良いファンドを選ぶことが重要です。

5. 定期的な見直しを怠ること

投資信託は一度購入したら終わりではありません。
市場の変動やライフスタイルの変化に応じて、定期的にポートフォリオを見直し、
必要に応じて再調整することが大切です。

6. 一般的な情報に流されること

投資の決定を他人の意見や流行に任せるのではなく、
自分自身で十分に調査し、判断することが必要です。
信頼できる情報源からの情報を元に、自分の目標やリスク許容度に合った投資を行いましょう。

まとめ

資産形成を始める際には、短期的な利益を追求せず、分散投資を心がけ、
リスクを十分に理解することが重要です。

また、手数料に注意し、定期的にポートフォリオを見直すことで、
安定した資産形成が可能となります。

これらのポイントを守りつつ、またFPにも相談を計画しながら豊かなリタイアメント生活を築いていきましょう。

シニア世代からでも資産形成は遅すぎることはありません。

新たなスタートを楽しみながら、豊かな未来を築きましょう。